何かと話題のChatGPTに投入するメッセージをプロンプトと言います。プロンプトの使い方で得られる回答は異なります。そこでプ巷で使われているプロンプトはどのようなものがあるかChatGPTに聞いてみました。
ChatGPTのプロンプトで#命令書や#条件などを使っている人がいますがこの意味はなんですか?
ChatGPTは、プログラムコードを解釈したり、具体的な命令に従って実行されるコンピュータプログラムではありません。そのため、ChatGPTは「命令書」や「条件」を直接的に理解したり、実行したりすることはできません。
ただし、ChatGPTはテキストのコンテキストに基づいて返答を生成するため、ユーザーがプロンプトとして「#命令書」や「#条件」を使用した場合、それが意図的な指示であると判断し、その指示に応じて適切な返答を生成することがあります。
例えば、以下のようなプロンプトが考えられます:
ユーザー: #命令書 おすすめの本を教えてください。
ChatGPT: おすすめの本として、「ハリーポッター」と「1984年」があります。
ユーザー: #条件 明日の天気を教えてください。
ChatGPT: 申し訳ありませんが、私は現在の情報しか持っていないため、明日の天気予報を提供することはできません。
ユーザー: もっとおすすめの本を教えてください。
ChatGPT: もちろんです。他におすすめの本として、「ミストボーン」や「オデッセイ」があります。
このように、ChatGPTはユーザーの指示を理解し、その指示に対応する形で応答を生成します。ただし、ChatGPTが完全に意図を理解しているわけではなく、与えられたプロンプトに対して最善の返答を提供するだけです。
気になったのが次の2文です。つまり、「#命令書」や「#条件」を書くと、ChatGPTが理解した訳ではなく、時と場合により理解することもあると言うことです。
- 「#命令書」や「#条件」を使用した場合、それが意図的な指示であると判断し、その指示に応じて適切な返答を生成することがあります。
- ChatGPTはユーザーの指示を理解し、その指示に対応する形で応答を生成します。ただし、ChatGPTが完全に意図を理解しているわけではなく、与えられたプロンプトに対して最善の返答を提供するだけです。
それではもう少し意地悪なプロンプトを投入してみましょう。
ChatGPTが意図を理解しやすくするためには、記号などを使った方が良いですか?
ChatGPTは、テキストのコンテキストに基づいて応答を生成する言語モデルであり、一般的な自然言語での指示を理解しようとする能力を持っています。特定の記号やコマンドを使うことで、ChatGPTがユーザーの意図を理解しやすくなる場合もありますが、一般的にはそれは必要ありません。
自然な言葉で指示や質問を行うことができれば、ChatGPTはそれに対応できる可能性が高くなります。特定のコマンドや記号を使う場合、その意図が明確になりやすいかもしれませんが、同時にモデルがそれを理解するために事前に訓練されているわけではないため、一部のコマンドに限定された理解しか期待できないことに注意してください。
もし特定のコマンドや記号を使って対話をする場合は、そのコマンドの意味や使い方をモデルに理解させるために、訓練データや対話例を適切に準備する必要があります。
一般的に、ユーザーができるだけ自然な言葉でコミュニケーションすることをお勧めします。ただし、特定のコンテキストや利用ケースにおいて、コマンドや記号を使うことで効率的に対話を進めることができる場合もあります。
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