問題を可視化する「As is To Be」とは何か?|フレームワークを知る

可視化の強化書

 「As is To Be」とは問題を可視化するフレームワークである。目標や目的に対して現状とのギャップを可視化することで、問題解決のスタートラインとなるものです。

「As is To Be」とは

「As is To Be」とは

 As is To Beとはなんでしょうか。個々を分解して見てみましょう。

  • As is: 現状を言います。現状を正しく見極められないと、誤った情報により誤判断を下すことになります。
  • To be: あるべき姿や目標を言います。必ずしも100点満点とは限らず、一定レベルの目標でも可とします。
  • Gap: As isとTo beの差分を言います。これを「問題」と言います。

会社の売上予算(To be)に対して、現状の売上(As is)を比較すると、予算達成や予算未達が把握できます。仮に予算未達の場合、予算と現状の差分を問題(Gap)と呼びます。

「As is To Be」の具体例

As is To Beとはどのようなことでしょうか。具体的な事例を見てみましょう。

  • 資格試験の受験において、合格点70点(To be)に対して、結果か65点(As is)だったので差分のが▲5点(Gapはマイナス5点)のためを不合格だった。
  • 新入社員へ仕事の説明をして(To be)、実践させると手順が何個が漏れていた(As is)。相手の理解度が足りないのか説明が不十分だったのか(Gap)を見極め改善する必要がある。
  • あるEXCEL操作において、関数を組んだがエラー表示となった(As is)。エラーが発生しない結果(To be)が理想なため、エラーの要因(Gap)を発見する必要がある。

「As is To Be」の使い方

 As is To Beを具体的使ってみましょう。

  1. 考察対象を定める
  2. あるべき姿(As is)を挙げる
  3. 現状把握(To be)をする
  4. あるべき姿(As is)と現状把握(To be)の差分(問題:Gap)

 問題を元にして「問題解決」を立案していくのだ。

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